【熊本】庭の手入れにお困りなら！剪定の種類や方法・タイミング | 株式会社大住緑栄

【熊本】庭の手入れの一つである剪定の種類

剪定の主な種類は以下の7つです。それぞれの違いについて見ていきましょう。

透かし剪定

生長スピードの早い枝や、密度が高くなっている部分を切る剪定方法です。別名枝抜き剪定や枝透かし、間引き剪定ともいいます。

透かし剪定を行うと形が整うだけではなく、枝と枝の間にすき間が空くことによって風通しや日当たりがよくなり、樹木の健康につながります。

枝おろし剪定

庭木をコンパクトなサイズに仕立てたいときに行う剪定方法です。

剪定バサミで切れないような太い枝を、ノコギリやチェーンソーを使って根元から切り落とします。枝おろし剪定では樹木を大きく切断するため、剪定時期を間違えたり切り口を放置してしまったりすると枯れてしまう恐れがあります。枝おろし剪定後は、腐敗を防止するために必ずペンキか抗菌癒合剤を切断部分に塗りましょう。

切り戻し剪定

切り戻し剪定とは、枝を半分～3分の1あたりで剪定する方法です。切り戻し剪定を行うと切った部分の周りに栄養が行き届くようになり、弱った枝を生まれ変わらせたり花や果実を大きく育てたりすることができます。

切り詰め剪定

切り詰め剪定とは、ほかの枝よりも伸びている枝を短く切り、サイズや形を整える剪定方法です。芽の上部の枝を切除すると、枝の先枯れを防ぐことができます。芽を切る際は上部3mm程度の枝を斜めに切るとキレイに仕上がります。

つるし切り剪定

つるし切り剪定とは、主に大木の剪定をするときに用いられる方法です。木にワイヤーをくくりつけてクレーンで吊りながら木を切ります。木に登ったり専用の重機を使用したりする必要があるため、業者に依頼するのが一般的です。

刈り込み・刈り上げ

刈り込み・刈り上げは、伸びてきた枝を途中から刈る剪定方法で、形を整えるために行われます。伸びすぎた枝や形が揃っていない箇所は、剪定バサミやノコギリなどで整えていきます。

芽摘み・みどり摘み

芽摘み・みどり摘みは、新芽を摘んで枝の生長を抑える方法です。生長を抑えると枝の伸びすぎを防ぐことができるため、キレイな形を維持できます。

【熊本】剪定後の庭の手入れ方法

樹木の生長を促し、健康を維持させるためには剪定後のお手入れも重要です。剪定後、気付いたときにできるお手入れとして以下のような作業があります。

花がら摘み

咲き終えた花を切り取る作業で、病気の予防や新しい花の生長促進に効果があります。咲き終えた花をそのまま放置しておくと、カビが発生したり花付きが悪くなったりするので、花はこまめに取り除くようにしましょう。花びらだけではなく花の茎から取り除くのがポイントです。

古葉かき（古葉取り）

しおれたり枯れたりしている葉を除去する作業です。古葉かきを行うと風通しや日当たりがよくなり、病気の予防や樹木生長促進に効果的です。葉の付け根から摘み取るのがポイントです。

芽かき

新芽や茎・葉の付け根部分から生えるわき芽をかき取る作業です。新芽やわき芽を取り除くと栄養が流れやすくなるため、実が大きく育ちます。

摘蕾（てきらい）

つぼみを摘み取る作業のことです。咲かせる花の数を調整すると、一つの実に多くの栄養が流れるので実を大きく育てることができます。

摘心（てきしん）

芽の先端を摘み取る作業のことです。摘心を行うとわき芽の枚数が増えるため、多くの花を咲かせることができます。

【熊本】庭の手入れで剪定を行う時期とは？種類別に解説

常緑針葉樹と常緑広葉樹、落葉広葉樹それぞれの剪定時期について解説します。

常緑針葉樹

常緑針葉樹の剪定時期は、芽が出る前の3月～4月がおすすめです。新芽が育つ前に剪定をすると栄養が均等に流れるため、形がいびつにならずにバランスよく育ちます。形状をキレイに保ちたい場合には、夏や秋に剪定バサミやノコギリなどで軽い剪定を行うとよいでしょう。なお、庭木の主な常緑針葉樹は、杉や松、イヌマキ、ゴールドクレスト、カイヅカイブキ、コニファー類などです。

常緑広葉樹

常緑広葉樹の剪定時期は、芽が出る前の3月下旬～4月下旬もしくは新葉が落ち着いた5月下旬～6月がおすすめです。常緑広葉樹は寒さに弱い種類であるため、11月～2月の寒い時期の剪定は避けましょう。庭木の主な常緑広葉樹は、金木犀やサザンカ、シマトネリコ、ツバキ、月桂樹、ジョウリョクヤマボウシ、サツキなどです。

落葉広葉樹

落葉広葉樹の剪定時期は、ほとんどの葉が落ちた後の12月～2月がおすすめです。4月～8月は木に含まれている水分量が多く、樹液が流れ出してしまうため剪定を避けた方がよいでしょう。庭木の主な落葉広葉樹は、ボタンやブルーベリー、アオハダ、モクレン、カエデ、ハナミズキなどです。

【熊本】庭の手入れは定期的に行おう

庭木を放置してしまうと病気や虫の発生、景観の悪化などにつながるため、定期的なメンテナンスが必要です。枝が伸び、葉が生い茂って風通しや日当たりが悪くなると、湿度が高くなって菌や害虫が繁殖しやすい環境になってしまいます。

自身で定期的なメンテナンスを行うのが面倒、時間がないという方は、業者と年間契約をするのがおすすめです。年間契約を利用するとメンテナンスの手間が省けるだけではなく、プロの手によって美しい景観が1年中維持されます。

庭の定期メンテナンスなら年間契約がおすすめ

年間契約をすると、以下のような作業を業者に任せることができます。

• ・草刈り（雑草取り）
• ・剪定
• ・害虫駆除
• ・施肥

草刈り（雑草取り）の頻度は基本的に年に2～3回程度です。多くの業者では草刈り後、雑草が生えてこないように除草剤で仕上げを行うので、自身で草刈りや雑草を取り除く必要がありません。ペットや小さい子どもがいる家庭では、業者に相談をすれば弱い薬剤で対応してもらえることもあります。

剪定の頻度も草刈り同様、年に2～3回程度です。剪定の手間と時間を省けるだけではなく、形がプロの手によってキレイに整えられるので、見栄えが非常によくなります。害虫駆除の頻度は年に1～3回程度です。害虫がついたり繁殖したりしてしまうと、樹木が枯れてしまうことがあります。害虫をなかなか自分で駆除できない方や、元気な植物を育てたい方は業者に依頼するのがおすすめです。

施肥は樹木の種類や状態に合った肥料を与えることができるサービスです。樹木が弱っているときにすぐに依頼することができます。施肥は弱りやすい樹木がある方におすすめです。年間契約の料金相場は4～6万円です。作業の内容や組み合わせは自由に変更できるので、不要な作業を省くと料金が抑えられます。

年間契約のメリット

年間契約のメリットは以下の3点です。

• ・予約する手間がかからない
• ・年間管理だと料金が安くなる
• ・災害時の対応が迅速

年間契約であればスケジュールが組まれているため、予約をする手間が省けます。そのため、忙しい方や予約が面倒くさいと感じる方にとっては便利なサービスでしょう。

また、単発で依頼するよりも年間契約は料金が安くなる場合があります。業者によっては5～10％程度料金が安くなる場合もあるので、見積りの際に確認してみましょう。

さらに、年間契約では台風や洪水などの影響を受けた樹木の処理も行ってくれる場合があります。災害前に補強を依頼することも可能なので、台風や洪水などの自然災害が多い地域の方にとって安心のサービスといえるでしょう。

熊本で庭の手入れを依頼するなら、ぜひ株式会社大住緑栄へお問い合わせください。伐採や抜根、草刈り、雑草取りなどに対応いたします。年間契約もご相談ください。