【熊本】草刈りと草むしりの違いを業者が徹底解説！ | 株式会社大住緑栄

草刈りと草むしりの違いは？

草刈りと草むしりには以下のような違いがあります。

・草刈りは葉の部分を切ること

草刈りは雑草の根より上の部分を刈り取ることです。主に葉の部分を刈り取ることで雑草を整理し、庭や敷地内の美観を整えたり、安全性を確保したりする目的があります。草刈りの場合、植物の根が残るため雑草の完全除去はできません。電動の草刈り機を使うことで広範囲の作業が可能です。

・草むしりは根から除草すること

草むしりでは雑草の根から取り除くことで、草が長期にわたり生えないようにします。草むしりの場合、基本的に雑草を1本ずつ取り除くため、草刈りと比べて長い時間がかかるのが特徴です。手作業による草むしりのほか、専用の除草剤を撒いてより広範囲の雑草を除去する方法もあります。

草刈りに使う用品

草刈りで使う主な用具は以下のとおりです。

• ・鎌
• ・剪定用ハサミ
• ・熊手
• ・草刈り機

鎌や剪定用ハサミ、熊手は手作業の草刈りで使います。鎌の扱いに不安がある場合には、剪定用ハサミがおすすめです。細かい雑草をまとめてかき集める際は熊手を活用しましょう。なお、体力に自信がない方や短時間で作業を終わらせたい方には、電動の草刈り機がおすすめです。

草刈りでは雑草の生長点を意識します。生長点は、植物の根や茎の先端部分にある細胞分裂が活発な箇所です。生長点よりも下の部分で刈り取ることで雑草の成長が遅れるため、作業の頻度を減らせます。

草むしりに使う用品

草むしりで使う主な用具は以下のとおりです。

• ・鎌
• ・クワ
• ・除草剤
• ・草むしり用フォーク
• ・軍手

クワは雑草の根を掘り返す作業で使います。草むしり用フォークは、根が横に広がる雑草を処理する際に便利です。処理した雑草はその都度ごみ袋にまとめ、後で捨てます。草むしりは素手で行うこともできますが、稀に雑草や小石で指を切る可能性があるため、軍手を着用したほうが安全です。

草刈りと草むしりどちらがいい？

草刈りと草むしりはそれぞれ目的が異なります。より広い範囲にわたって効率よく雑草を処理したい場合は、草刈りがおすすめです。電動草刈り機を使うことで、体力に自信がない方も短時間でまとまった量の雑草を処理できます。

一方、雑草の根からしっかり処理する場合は草むしりがおすすめです。手作業による草むしりは時間がかかりますが、専用の除草剤を使うことで広範囲の雑草を効率よく処理できます。

草刈りも草むしりも屋外での作業のため、暑い時期は特に作業の時間帯や害虫、熱中症などに注意が必要です。

庭の雑草処理は専門業者への依頼がおすすめ

個人による草刈りや草むしりは時間がかかり、機械を使った草刈りの場合は怪我のリスクが懸念されます。そのため、雑草の手入れは業者への依頼がおすすめです。依頼する際は、複数の業者から見積りを取得することで信頼できる業者を比較できます。